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「もう少し休みがあればな…。」
夜勤明け、そんなことを思った経験はありませんか?
友達は土日休みで旅行に行ったり、家族とイベントを楽しんだりしている一方で、自分はシフト表を見ながら予定を調整する毎日。
「看護師だから仕方ない。」
そう思って働いている人も多いのではないでしょうか。
私自身、病棟で働く中で感じたのは、同じ病院でも診療科によって働き方が大きく違うということです。
ただ、「この診療科なら絶対に休みが多い」と言い切れるわけではありません。
この記事では、比較的休みを取りやすいと言われる診療科を紹介しながら、本当に働きやすい職場を見つけるために大切なことをお伝えします。
休みが多い診療科を探す前に知ってほしいこと
最初に結論です。
休みが多いかどうかは、診療科だけでは決まりません。
同じ皮膚科でも年間休日120日以上の病院があれば、110日未満の病院もあります。
逆に急性期病院の内科でも、人員が充実していて有給を取りやすい職場もあります。
つまり大切なのは、
「休みが多い診療科」を探すことではなく、「休みを取りやすい職場」を探すこと。
私はそう考えています。
比較的休みを取りやすいと言われる診療科
| 診療科 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 皮膚科 | 外来中心・急変対応が少ない | 子育て中・夜勤を減らしたい |
| 眼科 | 予定手術が中心 | 生活リズムを整えたい |
| 精神科 | 緊急手術が比較的少ない | 身体的負担を減らしたい |
| リハビリテーション科 | 救急対応が少ない施設が多い | 残業を減らしたい |
もちろん、これはあくまで傾向です。
同じ診療科でも病院によって忙しさは大きく異なります。
皮膚科や眼科が人気なのは「予定が崩れにくい」から
これらの診療科に共通しているのは、急な予定変更が比較的少ないことです。
急性期病棟のように救急搬送や緊急手術で勤務が延びる場面は少ない傾向があります。
そのため、
- 保育園のお迎えに行きやすい
- 家族との予定を立てやすい
- 生活リズムを整えやすい
という理由で選ぶ看護師も少なくありません。
逆に忙しくなりやすい診療科
| 診療科 | 忙しくなりやすい理由 |
|---|---|
| 救命救急 | 24時間365日の対応 |
| ICU・HCU | 急変対応が多い |
| 外科 | 緊急手術がある |
| 脳神経外科 | 緊急搬送が多い |
| 循環器内科 | 夜間カテーテルなど緊急対応 |
ただ、ここで誤解してほしくないのは、
忙しい診療科=悪い職場ではないということです。
やりがいを感じて長く働いている看護師もたくさんいます。
独自アンケートで見えてきた「現場の本音」
私はこれまで、医療従事者の給料明細や働き方について独自アンケートを行ってきました。
その中で印象的だったのが、救命救急やICUで働く看護師から寄せられた声です。
- 「毎日忙しく、責任も重い」
- 「仕事内容に対して給料が見合っていないと感じる」
- 「患者さんの命を守るやりがいはあるけれど、心も体も休まらない」
もちろん、全員が同じ考えではありません。
しかし、忙しさと待遇のバランスに悩んでいる人が少なくないことは、アンケートからも伝わってきました。
私が思う「休みを取りやすい職場」の共通点
ここからは、私自身が現場で働いてきた経験から感じていることです。
私は、休みを取りやすい職場に共通しているのは、診療科ではなく「人」だと思っています。
① 人員に余裕があること
一人欠けただけで勤務表が回らなくなる職場では、有給を申請することさえ遠慮してしまいます。
反対に、人員配置に余裕がある職場は、「困ったときはお互いさま」という雰囲気が生まれやすく、休みも取りやすくなります。
② 信頼できる人間関係があること
「この人なら安心して任せられる。」
「困ったときは助け合える。」
そんな信頼関係がある職場では、休みの相談もしやすくなります。
もちろん、人間関係は入職した瞬間にできるものではありません。
毎日の仕事を通して少しずつ積み重ねていくものです。
だから私は、診療科だけで働きやすさを判断することはできないと考えています。
私なら診療科よりもここを見る
もし今、私が転職するとしたら、診療科よりも次の項目を確認します。
- 年間休日数
- 有給取得率
- 平均残業時間
- 夜勤回数
- 人員配置
- 子育て世代が働きやすい環境か
- 離職率
求人票だけでは分からない情報も多いため、転職エージェントを利用して実際の職場環境を確認することをおすすめします。
今の働き方、本当にあなたの価値に見合っていますか?
まとめ|「休みが多い診療科」より「休みを取りやすい職場」を選ぼう
休みが多いと言われる診療科は確かにあります。
しかし、それだけで働きやすさは決まりません。
働きやすさを決めるのは、診療科よりも職場の環境です。
- 人員に余裕があること
- 信頼し合える人間関係があること
- 自分の生活を大切にできる勤務体制であること
この3つがそろって初めて、「この職場で長く働きたい」と思えるのではないでしょうか。
もし今、「家族との時間を増やしたい」「夜勤の負担を減らしたい」と考えているなら、診療科だけではなく職場全体の働きやすさにも目を向けてみてください。
きっと、自分らしく働ける場所が見つかるはずです。
参考文献
- 厚生労働省「医療施設調査」「就業条件総合調査」
- 日本看護協会「病院看護実態調査(2024年)」
- 医療機関・転職支援サービス各社が公開する診療科別勤務実態資料(2025~2026年)




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