子育て中の医療職、手取りはいくらで「満足」できるのか?独自アンケートから見えた本音

【QOL】医療職の24時間とタイパの限界

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「子どもが生まれたら、この給料でやっていけるのかな。」

私も子どもが生まれてから、お金に対する考え方が大きく変わりました。

独身の頃は「もっと稼ぎたい」が一番の悩みでしたが、子育てが始まると、

  • 夜勤を減らしたい
  • 子どもとの時間も大切にしたい
  • でも手取りはあまり下げたくない

そんなふうに、「給料」と「働き方」の両方を考えるようになりました。

そこで今回、私が独自に集めた医療職の給料明細アンケートをもとに、

「子どもの有無」と「給料への満足度」の関係を分析してみました。

平均年収では分からない、医療職のリアルな本音が見えてきました。

今回分析したデータ

今回使用したのは、私が募集した医療職の給料明細アンケートです。

対象職種は以下のとおりです。

  • 看護師
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 臨床検査技師
  • 診療放射線技師
  • 歯科衛生士

有効回答(公開許可あり)のデータを対象に、

  • 子どもの有無
  • 手取り額
  • 給料満足度(5段階)

をクロス集計しました。

※個人が特定されないよう地域や勤務先は一部加工しています。

クロス集計で見えた結果

子どもの状況手取りの傾向満足度の特徴
子どもなし約18〜35万円手取りが高くても満足度は低め
子育て中約15〜33万円手取りだけでなく働き方を重視

最初に集計して驚いたのは、

「手取り30万円以上だから満足」というわけではなかったことです。

子どもがいない人は「給料」に厳しい傾向

例えば、救命センター勤務の看護師。

手取りは約35万円。

一見すると高収入に見えます。

しかし満足度は2。

理由は、

  • 夜勤手当が少ない
  • サービス残業が多い
  • 責任に見合わない

という回答でした。

また、大学病院勤務で手取り約49万円の看護師でも、満足度は4。

「給料は良いけれど、それでも仕事量には見合っていない」とコメントされています。

つまり、金額だけでは満足度は決まらないことが分かります。

子育て世帯は「働きやすさ」が満足度に大きく影響

一方で子育て中の回答を見ると、少し違う傾向がありました。

例えば、訪問看護の日勤常勤。

手取りは約25万円。

決して高額ではありません。

それでも満足度は5。

理由は、

  • 夜勤がない
  • ストレスが少ない
  • 体調が整う

というものでした。

また、クリニック勤務で手取り約28万円の看護師も、

「夜勤なしでこの金額なら十分」

というコメントがありました。

さらに、非常勤で手取り約15万円の看護師でも、

「扶養内で効率よく働ける」

という理由で満足度は4でした。

「手取り30万円」が満足ラインとは限らない

今回のアンケートでは、

手取り30万円を超えていても、満足度1〜2という回答が複数ありました。

反対に、25万円前後でも、満足度4〜5の回答もあります。

つまり、満足度を決めているのは手取りだけではありません。

手取り30万円以上でも満足度が低かった理由

  • 夜勤が多い
  • サービス残業がある
  • 責任が重い
  • 人手不足

手取り25万円前後でも満足度が高かった理由

  • 夜勤がない
  • 子育てとの両立ができる
  • 希望休が取りやすい
  • 人間関係が良い

ナスカネが集計して感じたこと

私は集計する前、

「子育て中はとにかく手取り30万円以上欲しい」

という回答が多いと思っていました。

でも実際は少し違いました。

もちろん、

「もっと給料が欲しい」

という声は多くあります。

一方で、それ以上によく書かれていたのが、

  • 夜勤を減らしたい
  • 子どもとの時間を確保したい
  • 急な休みに理解がある職場がいい

という内容でした。

子育てが始まると、給料だけでは働き方の満足度は決まりません。

時間や心の余裕も、同じくらい大切なのだと感じました。

満足度を上げるには「手取りを増やす」以外の選択肢もある

アンケートでは、

「もっと給料が欲しい」

という声は多くありました。

一方で、夜勤を増やして収入を上げたいという回答よりも、

  • 固定費を見直したい
  • 副業を始めたい
  • 資産運用を勉強したい

という声も目立ちました。

実際に私のブログでも、「手取りを守る方法」の記事は多く読まれています。

働く時間を増やすだけが、家計を改善する方法ではありません。

まとめ

今回のアンケートから見えてきたのは、

「満足できる手取り額」に正解はないということでした。

子どもがいない頃は、給料やキャリアを重視する人が多い一方で、子育てが始まると、働きやすさや時間の価値が大きくなります。

だからこそ、「年収○万円を目指そう」ではなく、自分や家族にとって納得できる働き方を選ぶことが、満足度につながるのかもしれません。

もし今、「給料は下げたくないけれど、働き方は変えたい」と感じているなら、転職だけでなく、固定費の見直しや資産形成、副業なども含めて選択肢を広げてみるのも一つの方法です。

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