【看護師の給料明細紹介】訪問看護の8年目|年収約380万円働き方で大切にしてる事

訪問看護給料明細 お金の記録

「看護師として8年目。今の給料って、同じくらいの経験年数の人と比べてどうなんだろう?」

「訪問看護って、病棟とは働き方も給料も違うのかな?」

「子育てをしながら働くなら、給料だけでなくプライベートも大切にしたい」

そんな疑問を持っている方に向けて、今回は訪問看護で働く看護師8年目の給料明細を紹介します。

今回紹介するのは、関西地方で訪問看護に勤務する30代の看護師です。

総支給は約35万円、手取りは約29万円、年収は約380万円

給与満足度は5段階で「3」と、決して「給料に大満足」というわけではありません。

一方で、現在の職場の人間関係には満足しており、「続けたい」と回答しています。

さらに印象的だったのが、「給与が高くてもプライベートを放置している人をたくさん見てきた」という言葉。

この回答からは、給料を上げることだけを目的にするのではなく、仕事とプライベートを両立できる働き方を選びたいという考え方が感じられました。

今回は、給料だけでなく、オンコールや残業、子育てとの両立、転職で重視する条件、そしてこの看護師さんが考える「仕事とプライベートのバランス」についても見ていきます。

今回の看護師さんのプロフィール

項目内容
職種看護師
経験年数約8年
年代30代
勤務形態常勤
勤務先訪問看護
地域関西地方
勤務状況日勤中心・オンコール対応あり
残業月10時間以上
給与満足度5段階中3

※個人が特定されないよう、金額・地域・家族構成などの情報は一部を丸めたり、まとめたりしています。

看護師8年目・訪問看護の給料明細

まずは今回の給料を見てみましょう。

項目金額
基本給約28万円
総支給約35万円
手取り約29万円
ボーナス年間約20~50万円
年収約380万円

看護師8年目で、訪問看護の常勤として年収は約380万円という結果でした。

月の手取りは約29万円

もちろん、看護師の給与は勤務先や地域、夜勤・オンコールの有無、残業、役割などによって大きく変わります。

そのため、「8年目なら必ずこのくらい」と考えるのではなく、一人の看護師さんの実例として参考にしてください。

手当はどのくらい?

今回の給料には、基本給以外にも複数の手当が含まれていました。

個人特定を避けるため、手当は性質の近いものをまとめて紹介します。

手当の種類おおよその金額
資格・職務関連約5万円
時間外・残業関連約3万円台
オンコール・当直関連月1~2万円程度

訪問看護というと「日勤だから夜勤はない」というイメージを持つ人もいるかもしれません。

ただ、訪問看護でもオンコールなど時間外の対応が必要になる職場があります

今回のケースでもオンコール対応があり、残業も月10時間以上と回答されています。

つまり、勤務時間だけを見ると日勤中心でも、実際の負担はオンコールや残業も含めて考える必要があることが分かります。

給与満足度は「5段階で3」

今回の看護師さんに給与満足度を聞いたところ、回答は「3」でした。

その理由として、

「他の事業所に比べると給与は高い方だが、全体的な評価制度があり、管理職は給与形態が上がりにくい」

という内容が挙げられています。

ここで注目したいのは、給与について「低い」と感じているわけではないことです。

むしろ、他の事業所と比較すると給与は高い方だと感じています。

それでも満足度が「3」にとどまっているのは、給与額だけでは仕事への満足度を決められないからなのかもしれません。

評価制度や今後の給与の上がり方など、長く働くうえで気になるポイントがあることがうかがえます。

それでも「今の職場を続けたい」理由

給与満足度は「3」でしたが、「今の職場を続けたいか」という質問には「続けたい」と回答しています。

その理由は、

「人間関係にも満足しているので続けたい。給与アップは自分自身の問題でもあると感じている。」

というものでした。

これは、今回のケースを考えるうえでかなり大切なポイントだと思います。

給与にもっと満足したい気持ちはあっても、人間関係の良さや現在の働きやすさまで含めると、今の職場には続ける価値があると考えているからです。

「もっと給料が高い職場を探す」という選択だけが正解ではありません。

給与、人間関係、勤務時間、家庭との両立などを全部合わせて、自分にとって納得できる働き方なのかを考えることも大切です。

転職するなら「給料だけ」では選ばない

今回、転職するとしたら重視したいポイントとして挙げられたのは、次のような項目です。

重視するポイント
給料
人間関係
勤務時間や調整のしやすさ
子育てとの両立
夜勤の有無や回数

こうして見ると、「給料」が最初に挙がっている一方で、人間関係や勤務時間、子育てとの両立なども同じように重要視していることが分かります。

特に子育て中の場合、単純に年収が高ければ生活が良くなるとは限りません。

帰宅時間が遅くなったり、休みが取りにくくなったりすれば、家庭で使える時間が減ってしまうからです。

逆に、多少給与が高くなくても、勤務時間を調整しやすく、休みを取りやすく、人間関係も良い職場なら、長く働き続けやすい場合があります。

「年収はいくらか」だけではなく、「その年収をどんな働き方で得ているのか」まで見る。

今回の給料明細からは、そんな視点の大切さが見えてきます。

「プライベートを放置している人を見てきた」から考える働き方

今回の回答で、特に印象に残ったのが働き方についての考え方です。

「給与が高くてもプライベートを放置している人をたくさん見てきている。」

そして、プライベートも充実させてメリハリをつけることが、仕事にも活かされ、相乗効果につながるのではないか、と回答しています。

これは、単純に「仕事より家庭が大事」という話ではありません。

むしろ、仕事を長く続けていくためにも、仕事以外の時間を大切にしたいという考え方に近いのではないでしょうか。

実際にいろいろな働き方をする人を見てきたからこそ、給与だけを追いかけた結果、プライベートの時間がなくなってしまうことへの違和感があるのかもしれません。

もちろん、これは今回の回答内容からナスカネが感じた印象です。

ただ、「給料が高い=良い働き方」と単純に考えず、自分の生活とのバランスまで含めて仕事を選びたいという視点は、子育て世代の医療職にとって考えておきたいポイントだと思います。

チームとして働ける職場を大切にしている

今回の回答では、職場の人間関係についても興味深い考えが語られていました。

どうしても独身の人が残業や休日出勤を担っている状況がある一方で、思いやりのある行動によって人間関係が良くなれば、職場の楽しい雰囲気を保てるのではないか、という考えです。

そして、チームとしての力が大きくなれば、事業としても成功し、結果的に給与にもつながっていくのではないか、としています。

ここからも、「自分だけが得をする働き方」ではなく、周囲との関係やチーム全体を見ながら働きたいという姿勢が感じられます。

仕事とプライベートを両立するためには、個人の努力だけでは難しいこともあります。

急な休みや勤務調整が必要になったときに、お互いに支え合える環境があるか。

その意味では、給与条件だけでは見えない「職場の雰囲気」や「調整のしやすさ」も、働き続けるうえで重要な条件になりそうです。

年収約380万円をどう見る?

今回の看護師さんは、8年目・訪問看護・常勤で年収約380万円でした。

この数字だけを見て、「高い」「低い」と判断するのは少し難しいところです。

なぜなら、給与の評価には、勤務時間や残業、オンコール、人間関係、休みの取りやすさ、子育てとの両立など、さまざまな要素が関係するからです。

今回のケースでは、給与満足度は「3」ですが、現在の職場は続けたいと回答しています。

その背景には、人間関係への満足感や、現在の働き方そのものへの納得感があると考えられます。

だからこそ、給料明細を見るときには、

「自分はいくらもらっている?」

だけでなく、

「そのお金と引き換えに、どれくらいの時間や負担を使っている?」

まで考えてみると、自分の働き方を見直すヒントになるかもしれません。

給料を上げたいなら、転職だけが答えではない

今回の回答者自身も、給与アップについて「自分自身の問題でもある」と考えています。

そのため、給料に不満があるからといって、すぐに転職という結論にする必要はありません。

まずは、

  • 今の職場で昇給する可能性があるか
  • 担当できる業務を増やせるか
  • 資格や経験を給与につなげられるか
  • 残業やオンコールに対する手当は適切か
  • 今の働き方で家庭との両立ができているか

などを整理してみる方法もあります。

それでも「今の職場では希望する給与や働き方に届かない」と感じるなら、そこで初めて他の職場と比較してみてもいいでしょう。

「今より良い条件」を知っておくことも選択肢

今の職場に満足しているなら、無理に転職する必要はありません。

ただ、他の求人を見ることで、自分の経験年数ならどのくらいの給与が提示されているのか訪問看護以外にはどんな働き方があるのかを知ることはできます。

転職活動を始めなくても、求人情報を眺めてみるだけで「今の職場って意外と条件が良かったんだ」と気づくこともあります。

反対に、「同じくらいの勤務時間でも、もう少し給与の高い求人がある」と分かれば、今後の選択肢として持っておくこともできます。

転職するかどうかを決める前に、「比較できる材料を持っておく」。

これくらいの距離感で求人を見てみるのも、一つの方法です。

医療職の給料は、勤務先や経験年数、勤務形態、手当などによっても変わります。

今の給料が自分の働き方に見合っているのか気になったときは、ほかの職場の給与や勤務条件と比較してみるのも一つの方法です。

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ナスカネがこの給料明細を見て感じたこと

今回の給料明細で印象に残ったのは、年収約380万円という数字以上に、「どんな生活をしながら働くのか」を大切にしていることでした。

給与が高くてもプライベートを放置している人を見てきた。

だからこそ、仕事とプライベートの両方を充実させ、メリハリをつけることが仕事にも良い影響を与えるのではないかと考えている。

この考え方は、長く医療職として働くことを考えるうえで、一つのヒントになると思います。

もちろん、何を優先するかは人それぞれです。

「できるだけ年収を上げたい」という人もいれば、

「多少給料が下がっても家族との時間を増やしたい」という人もいる。

「人間関係が良い職場で長く働きたい」という人もいるでしょう。

大切なのは、他の人の正解をそのまま自分に当てはめないことなのかもしれません。

今回の看護師さんのように、これまで見てきたさまざまな働き方を材料にしながら、自分にとって「これなら続けられる」と思える働き方を考えていく。

給料明細は、そのための一つの材料になるのではないでしょうか。

まとめ|看護師8年目、年収約380万円のリアル

今回は、訪問看護で働く看護師8年目の給料明細を紹介しました。

項目今回のケース
基本給約28万円
総支給約35万円
手取り約29万円
ボーナス年間約20~50万円
年収約380万円
給与満足度5段階中3
今の職場続けたい

給与満足度は「3」でしたが、現在の職場の人間関係には満足しており、仕事を続けたいという回答でした。

また、転職する場合も給料だけではなく、人間関係・勤務時間・調整のしやすさ・子育てとの両立・夜勤の有無や回数などを重視しています。

今回の回答から見えてきたのは、「いくら稼ぐか」だけではなく、「どんな生活をしながら稼ぐか」も大切にする働き方です。

看護師として長く働いていくなら、自分にとっての「ちょうどいい給与」と「ちょうどいい働き方」を一度考えてみるのもいいかもしれません。

あなたなら、年収を上げることとプライベートの時間、どちらをどのくらい大切にしたいですか?

ここまで読んでいただきありがとうございます。

給料や働き方についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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自分に合った働き方やお金との付き合い方を考えるきっかけになれば嬉しいです。

このまま続けていいのか…と悩んだら
お金の記録
この記事を書いた人
ナスカネ

元看護師が、医療職のお金と働き方を調べています。

はじめまして、ナスカネです。

看護師として働いていたころ、こんな疑問がずっと頭にありました。

「夜勤をこなしても、手取りが思ったより少ない」
「同じ職場なのに、なぜあの人と給料が違う?」
「この働き方、10年後も続けられるのか」

調べても、きれいにまとめられた情報ばかり。リアルな明細や本音はどこにもありませんでした。

だから自分で集めることにしました。

このブログでは、実際の医療職から集めた給料明細・アンケート・体験談をもとに、お金と働き方の実態を数字と本音でお届けします。キラキラした情報ではなく、現場のリアルから自分の正解を見つけるヒントになれば嬉しいです。

元看護師・医療職の働き方とお金の記録編集者
ナスカネ

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