【看護師の給料明細】経験33年・50代クリニック勤務で年収約480万円|夜勤なしでも感じる“休めない働き方”の現実

【徹底比較】医療職の給料明細・実態調査

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前回、「50代になっても夜勤を続ける看護師さんは本当にすごい」という記事を書きました。

30代を過ぎた頃から夜勤明けの疲れが抜けにくくなり、40代、50代になると体力的な負担を強く感じる人も少なくありません。

そんな中で、

「夜勤のないクリニック勤務なら楽なのでは?」

と思う方もいるかもしれません。

しかし今回ご紹介する看護師さんのお話を聞くと、夜勤がなくても別の悩みがあることが見えてきました。

今回は経験33年、50代でクリニック勤務を続ける看護師さんのリアルな給料事情と本音をご紹介します。

給料明細を公開する前に

この記事で紹介する内容は、ナスカネが独自に実施した医療職向けアンケートをもとに作成しています。

なお、個人が特定されないよう勤務先や金額など一部を調整・編集しています。

実際の給与は地域や施設によって大きく異なるため、一例としてご覧ください。

今回ご協力いただいた看護師さんのプロフィール

年齢50代前半
経験年数33年
勤務先内科・小児科クリニック
勤務形態常勤(日勤のみ)
地域中部地方
夜勤なし

長年看護師として働いてきたベテランスタッフです。

看護師33年目の給料明細

月収(概算)

基本給約31万円
総支給約34万円
手取り約27万円

手当(概算)

皆勤手当、ベースアップ手当、残業手当、通勤手当などを含み、合計約3万円程度が支給されています。

年収

約480万円

経験33年でも年収500万円に届かない現実

経験33年。

新人指導もできる。

患者対応もスムーズ。

クリニック運営の流れも理解している。

それでも年収は約480万円です。

もちろん地域や施設によって差はあります。

しかし医療職の給与明細を数多く見ていると、

「経験年数のわりに給料が大きく伸びない」

という声は本当に多く聞かれます。

特にクリニック勤務では役職が少なく、昇給の上限が見えやすい傾向があります。

不満の理由は給料だけではなかった

今回の看護師さんの給料満足度は5段階中「4」でした。

数字だけを見るとそこまで不満がないようにも見えます。

しかし話を聞くと本当の悩みは別のところにありました。

休日が減ったのに待遇は変わらない

以前は週2.5日程度あった休日が減少。

その一方で給与アップはありませんでした。

さらに、

  • 有給が取りにくい
  • 人員不足の影響を感じる
  • 忙しい時期の特別手当もない

という状況が続いているそうです。

給与そのものよりも、

「頑張りが還元されていない感覚」

の方が大きいのかもしれません。

夜勤がない=楽ではないという現実

前回の記事では、50代になっても夜勤を続ける看護師さんについて紹介しました。

夜勤は年齢とともに体力的な負担が増えます。

30代を超えたあたりから疲れが残るようになり、40代、50代ではさらに厳しくなる方も少なくありません。

だからこそ、今も夜勤を続けている50代看護師さんたちは本当にすごいと思います。

一方で今回のケースを見ると、夜勤のないクリニック勤務にも別の大変さがあります。

  • 慢性的な人手不足
  • 休みが取りにくい
  • 昇給が止まっている
  • ベテランへの依存が大きい

夜勤がないから楽という単純な話ではなく、働く場所によって悩みの種類が変わるのだと感じます。

コロナ後も続くクリニック経営の厳しさ

今回のお話の中で印象的だったのは、

「コロナ以降、昇給が止まっている」

という声でした。

近年は物価上昇が続いています。

しかし医療業界では診療報酬の仕組み上、簡単に給与へ反映できない施設も少なくありません。

上がっているもの現状
物価上昇
社会保険料上昇
看護師の昇給停滞

結果として、「働いても生活が楽になった実感がない」という状況が生まれています。

それでも副業をしている理由

この看護師さんは本業以外に巡回ナースの単発バイトも行っています。

最近は看護師の副業も珍しくなくなりました。

  • 収入の補填
  • 将来への備え
  • 定年後の選択肢づくり
  • 本業以外の居場所づくり

経験豊富な看護師ほど、一つの職場だけに依存しない働き方を考え始めている印象があります。

転職で重視するのは「休みの取りやすさ」

転職について伺うと、条件次第で考えたいとの回答でした。

ただし最優先は給料ではありません。

「休みの取りやすさ」

が最も重要とのことでした。

50代になると体力面だけでなく、

  • 親の介護
  • 自身の健康
  • プライベートの時間

も重要になってきます。

給料だけでなく、「無理なく働き続けられる環境」を求める人が増えるのは自然なことかもしれません。

ナスカネの感想

今回のお話を聞いていて感じたのは、夜勤を卒業したからといって悩みがなくなるわけではないということです。

若い頃は夜勤や残業で稼ぐ選択肢もあります。

しかし経験を重ねると、給与だけではなく「どれだけ長く健康に働けるか」が大切になってきます。

自分の働き方を見直して、自分の今を知ることも結構大切だと思います

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今の職場の給料が「普通」だと思っていると、損をしているかもしれません。

今回の看護師さんはクリニックの中では比較的良い条件で働いています。

それでも、

  • 休みづらい
  • 昇給がない
  • 頑張りが評価されない

という悩みを抱えていました。

医療職の給料明細を集めていると、給与の額面だけでは見えない現実がたくさんあります。

だからこそ、これからも現場で働く方の一次情報を届けていきたいと思います。

まとめ

今回ご紹介したのは経験33年、50代前半のクリニック勤務看護師さんでした。

年収約480万円
手取り約27万円
夜勤なし
副業巡回ナース
転職希望条件次第

夜勤がなくても、休みの取りづらさや昇給停滞などの悩みは存在します。

同じような悩みを抱えている看護師さんにとって、一つの参考になれば幸いです。

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