妊娠中の看護師、夜勤はいつまで?給料への影響も解説

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「妊娠したけど、夜勤っていつまで続けるものなの?」

「夜勤を外れたら給料はどれくらい減るんだろう。」

妊娠が分かった瞬間、多くの看護師さんが最初に気になることではないでしょうか。

病棟では妊娠後もしばらく夜勤を続ける人もいれば、妊娠が分かってすぐ日勤勤務になる人もいます。

実際のところ、「妊娠〇週まで夜勤」という全国共通の決まりはありません。

私も医療職として働いていますが、妊娠中の働き方は本当に人それぞれだと感じています。

つわりの程度も違う。

お腹の張り方も違う。

職場の人員状況も違う。

だからこそ、

「まだ夜勤してるの?」

「もう夜勤外れたの?」

そんな何気ない一言に悩んでしまう方も少なくありません。

今回は、

  • 妊娠中の看護師は実際いつ頃まで夜勤をしているのか
  • 夜勤を外れると給料はどう変わるのか
  • 産休はいつから取れるのか

について、制度と私自身の経験も交えながらお話しします。

妊娠したら夜勤はいつまでできる?

結論からいうと、妊婦本人が希望すれば、深夜業を免除してもらうことができます。

これは労働基準法第66条で定められている制度です。

午後10時から午前5時までの深夜業について、妊婦本人が請求した場合、事業主は勤務させることができません。

つまり、「妊娠何週まで夜勤をする」という法律はありません。

実際は何週くらいで夜勤を外れる人が多い?

実はここ、多くの方が知りたいところですが、「平均何週まで夜勤をしている」という全国調査は見当たりません。

そのため、「20週」「28週」など明確な数字を示せる根拠はありません。

一方、現場ではこんなケースをよく見かけます。

夜勤を外れる時期理由
妊娠判明後つわり・本人希望
安定期前後病院の運用
妊娠後期お腹の張り・身体的負担

病院ごとのルールや体調によって大きく異なります。

ナスカネ自身は2回とも途中で働き方が変わりました

ここからは私自身の経験です。

1人目の妊娠では、切迫早産と診断され、母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)を使って約28週頃から休職しました。

そのまま妊娠34週から産前休業に入りました。

2人目はさらに早く、妊娠32週で切迫早産と胎児発育不全のため入院。

そのまま産前休業へ入り、職場へ戻ることなく出産を迎えました。

もちろん、これは私のケースです。

同じ看護師でも最後まで夜勤を続ける人もいますし、もっと早く休職する人もいます。

だからこそ、周りと比べるものではないと今は思っています。

医療職は頑張りすぎてしまう人が多い

これはあくまで私個人の印象ですが、医療職は責任感が強い人が本当に多いです。

「今日は人が少ないから。」

「迷惑をかけたくない。」

「このくらいなら大丈夫。」

そうやって頑張り続けてしまう人を何人も見てきました。

私の周りでも、切迫早産で急に休職した人、入院になった人、予定より早く産休へ入った人がいました。

もちろん、仕事だけが原因とは言えません。

でも、妊娠中は普段なら大丈夫だったことが、大丈夫ではなくなる時期でもあります。

「まだ働ける」より「無理しない」を優先してほしい。

それが私の本音です。

夜勤を外れると給料はどれくらい減る?

夜勤を外れると、気になるのは収入です。

私が独自に集めた医療職の給料明細アンケートでも、夜勤手当は病院によって大きく違いました。

夜勤回数夜勤手当(月)
月4回約4〜8万円
月5回約5〜10万円
月6回約6〜11万円

つまり、夜勤を外れるだけで毎月数万円の収入減になるケースも珍しくありません。

住宅ローンや生活費を考えると、不安になるのは当然です。

産前休業はいつから?

産前休業は、出産予定日の6週間前(多胎妊娠は14週間前)から本人の請求により取得できます。

出産予定日を含めて逆算するため、「妊娠34週だから必ず産休」という制度ではありません。

一方で、出産日の翌日から8週間は原則として就業できない「産後休業」が法律で定められています。

制度内容
産前休業出産予定日の6週間前(多胎は14週間前)から取得可能
産後休業出産翌日から8週間は原則就業不可

私のように切迫早産などで、その前に休職へ入るケースも少なくありません。

赤ちゃん優先と分かっていても、お金は心配になる

「赤ちゃんが一番。」

それは誰でも分かっています。

でも、夜勤手当がなくなる。

残業もしなくなる。

ボーナス査定も気になる。

そんな現実的なお金の悩みも出てきます。

だから私は、妊娠が分かったら収入だけではなく家計も一度見直しておくことをおすすめします。

固定費を少し整理するだけでも、夜勤手当が減る不安は少し軽くなるかもしれません。

関連記事では、看護師が手取りを守るための固定費の見直しや新NISA・iDeCoについても詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ナスカネが思うこと

病棟では、妊婦さんが夜勤を外れると誰かがその夜勤を担当します。

だから「申し訳ない」と思ってしまう方も多いでしょう。

私もそうでした。

でも、妊娠中に一番守るべきなのは、職場ではなくお腹の赤ちゃんです。

今は周りに助けてもらう時期。

そして、自分が復帰したら今度は誰かを支えればいい。

私はそういう職場であってほしいと思っています。

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まとめ

ポイント内容
夜勤はいつまで?法律で「何週まで」という決まりはない
夜勤免除本人が請求すれば深夜業の免除が可能
給料夜勤手当がなくなることで数万円減ることもある
産前休業出産予定日の6週間前から取得可能
大切なこと周りと比べず、自分と赤ちゃんを優先する

私自身も、1人目は妊娠28週頃から休職、2人目は妊娠32週で入院し、そのまま産休へ入りました。

だからこそ伝えたいのは、頑張りすぎないこと。

夜勤手当が減る不安はあります。

でも、お腹の赤ちゃんを守れるのは、お母さんだけです。

制度を知り、周りを頼りながら、安心して出産を迎えてほしいと思います。

参考文献

  • 厚生労働省「労働基準法第66条(妊産婦の深夜業の制限)」
  • 厚生労働省「母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)」
  • 厚生労働省「産前産後休業制度」
  • 公益社団法人 日本看護協会「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」

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