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「ICU看護師って実際どれくらい稼げるの?」
看護師の給料明細を紹介していると、この質問は本当によくいただきます。
今回ご紹介するのは、関東の大学病院ICUで働く30代前半の看護師さん。
年収約750万円、月の手取り約49万円。
看護師全体で見るとかなり高収入の部類です。
しかし実際に話を聞くと、
「給料は良いけれど、仕事内容に見合っているとは思えない」
という本音がありました。
今回は大学病院ICU勤務12年目看護師のリアルな給料事情と働き方を紹介します。
給料明細を公開する前に
この記事で紹介する内容は、ナスカネが独自に実施した医療職向けアンケートをもとに作成しています。
個人が特定されないよう勤務先や金額など一部内容を調整しています。
給与は地域や病院規模によって大きく異なるため、一例としてご覧ください。
今回ご協力いただいた看護師さんのプロフィール
| 年齢 | 30代前半 |
|---|---|
| 経験年数 | 12年 |
| 勤務先 | 大学病院 |
| 配属 | ICU |
| 勤務形態 | 常勤 |
| 地域 | 関東 |
| 夜勤回数 | 月5〜6回 |
| 家族構成 | 独身 |
ICU看護師12年目の給料明細
まずは給与から見てみましょう。
| 基本給 | 約39万円 |
|---|---|
| 総支給 | 約59万円 |
| 手取り | 約49万円 |
| ボーナス | 約150〜200万円 |
| 年収 | 約750万円 |
病棟勤務の看護師としてはかなり高い水準です。
看護師の平均年収と比較すると、その差は一目瞭然です。
| 今回のICU看護師 | 一般的な看護師 | |
|---|---|---|
| 年収 | 約750万円 | 約520万円前後 |
| 手取り | 約49万円 | 約30万円前後 |
| ボーナス | 150〜200万円 | 70〜100万円前後 |
数字だけを見ると羨ましく感じる方も多いかもしれません。
手当だけで20万円以上
今回のケースでは基本給だけでなく、各種手当も大きな割合を占めています。
| 主な手当 | 概算 |
|---|---|
| 超過勤務手当 | 約14万円 |
| 夜勤関連手当 | 約3〜4万円 |
| 特別手当等 | 約3万円 |
手当だけで20万円以上。
大学病院ならではの給与体系といえます。
それでも「見合っていない」と感じる理由
今回の看護師さんは給与満足度を5段階中4と回答しています。
しかしその理由は興味深いものでした。
「相場より給料は良いと思う。でも仕事内容に見合っているとは思えない」
ICUは病院の中でも特に重症患者が集まる部署です。
- 人工呼吸器管理
- 昇圧剤管理
- 急変対応
- 術後管理
- 多職種連携
常に患者さんの状態変化に気を配りながら勤務します。
少しの異変も見逃せません。
「勤務中はずっと神経を張り巡らせている」
という言葉がとても印象的でした。
夜勤5〜6回でも残業は少ない
今回のケースでは残業は月0〜5時間程度でした。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 夜勤 | 月5〜6回 |
| 残業 | 月0〜5時間 |
| 勤務形態 | 2交代制 |
最近は残業削減に力を入れている大学病院も増えています。
ただし、その分夜勤の負担がなくなるわけではありません。
夜勤経験者ならわかる「休みが消える感覚」
今回の回答で個人的に共感したのがこちらです。
「休みはあるけど、休みを無駄にしてしまうことがある」
夜勤明け。
帰宅して寝る。
起きたら夕方。
気付けば1日終わっている。
夜勤経験のある看護師なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
カレンダー上は休日でも、実際は体力回復だけで終わることがあります。
だからこそ高収入の裏側には見えない負担も存在します。
なぜ転職しないのか?
今回の看護師さんは現職を続けたいと回答しています。
| 続けたい理由 |
|---|
| 給料が良い |
| 常に学びがある |
| 最先端医療に触れられる |
| 成長を実感できる |
大変な環境ではありますが、その分得られる経験も大きいようです。
年収750万円でも副業を考える理由
今回の看護師さんは現在副業をしていません。
しかし、副業には興味があると回答しています。
ここが最近の看護師さんの特徴かもしれません。
昔は「副業=収入不足」でした。
しかし今は違います。
年収700万円を超えていても、
- 将来への備え
- 看護師以外の収入源づくり
- 定年後の選択肢づくり
- 在宅で働けるスキル習得
を考える人が増えています。
実際に私のブログ読者さんからも、
「看護師を続けながらできる副業を知りたい」
という相談は非常に多いです。
転職するほどではない。
でも収入源を増やしたい。
そんな方は看護師向け転職サービスや副業サービスを見てみるだけでも、自分の市場価値を知るきっかけになるかもしれません。
今の職場の給料が「普通」だと思っていると、損をしているかもしれません。
ナスカネの感想
今回の給与明細を見て、率直に思ったことがあります。
「高い給料には理由がある」
ということです。
年収750万円という数字だけを見ると羨ましく感じます。
しかしその背景には、
- 命を預かる責任
- ICU特有の緊張感
- 夜勤負担
- 高度な知識と技術
があります。
だからこそ今回のケースは、単純に「高収入だから勝ち組」という話ではありません。
責任と報酬のバランスについて考えさせられる事例だと感じました。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 経験年数 | 12年 |
| 勤務先 | 大学病院ICU |
| 総支給 | 約59万円 |
| 手取り | 約49万円 |
| 年収 | 約750万円 |
| 夜勤 | 月5〜6回 |
今回ご紹介したのは、大学病院ICUで働く30代前半の看護師さんでした。
高収入でありながらも、命を預かる責任の重さから「もっと給料が高くてもいい仕事」と感じているのが印象的でした。
給与明細だけでは見えない現場のリアル。
今後もナスカネでは、医療職のリアルな一次情報を届けていきます。



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